「食と農から考える人類の未来」

農業とは何か。そして「食べる」とは。そして、これからの人類の未来を、「食と農」からの視点で、次回の勉強会では考えてみます。
講師は農業史研究者の藤原辰史先生。藤原先生が研究目標に掲げられているのは、「農業とは何か? 食とは何か? なぜ、人間生命の根源であるはずの食は、これほどまでに衰微したのか? なぜ、食べものは、世界中のおなかが減った子どもたちに届かないのか? なぜ、食べものを自然から創り出す農業は、市場経済に馴染みにくいのか? このような問いを、歴史学の立場から考える」ということ。
藤原先生と一緒に、具体的な「食と農」のこれからについて、そしてジャーナリズム、メディアの人間として、どう考え行動していったらいいのか、我々も一緒に考えてみたいと思います。

《開催概要》———————————————————

テーマ 「食と農から考える人類の未来」
日 時  11月14日(火)18:00開場 18:30開演 20:00閉演
会 場  辻調理技術研究所 1階「ボーヴィリエ」
     大阪市阿倍野区松崎町3-9-10
     http://www.tsuji.ac.jp/access/ ←地図の (B)の場所です。
講 師  藤原 辰史(京都大学人文科学研究所准教授)農業思想史 

《講師:プロフィール》
京都大学人文科学研究所准教授。40歳。京都大学人間・環境学研究科中途退学、同年、京都大学人文科学研究所助手、東京大学農学生命科学研究科講師を経て、現職。専攻は農業経済史。
著書に『カブラの冬?第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆』(人文書院)、『稲の大東亜共栄圏 帝国日本の<緑の革命>』(吉川弘文館)、『ナチスのキッチン 「食べることの環境」』(水声社)、『食べること考えること』(共和国 散文の時間)、『トラクターの世界史』(中公新書)、『戦争と農業』(集英社インターナショナル新書)など。

参加費  1000円(JFJ会員は無料)※学生は無料
定 員  先着30名 
申し込み JFJ事務局
     電話&FAX:042-554-3887
     jfj-shoku@t-net.ne.jp
      ※氏名(ふりがな)・所属・メールをご記入の上、
       11月10日までにメールでお申込みください。

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