・演 題:旅する料理研究家、荻野恭子が出会った世界~食と人と生活を訪ねて~
・日 時:2026年5月25日(土)19時~20時30分
・講 師:荻野恭子(料理研究家・栄養士・フードコーディネーター)
・進 行:田尻 泉
・参加者:会場参加22名、オンライン参加49名
・文 責:田尻 泉
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荻野恭子さんは約半世紀にわたり世界を旅し、各地の食文化を日本に紹介してきました。その功績が認められ2025年度食生活ジャーナリスト大賞を受賞しています。
その土地土地の自然の摂理に基づいた生活の知恵を学ぶことにいざなわれて訪れた国は70カ国以上に達しています。今回の勉強会ではそれぞれの土地の自然とそれに根付いた人々の暮らしを多くの写真とともに紹介しました。

旅のきっかけは、子どものころに食べたロシア料理。ボルむシチやピロシキ、ロシアンティー、今まで食べたことが無い味に魅了され、いつか勉強してみたいと思い続け、数々の日本のロシア料理店通ったものの、やはり本物を確かめたいとロシアを訪れます。
ところが、行ってみたらロシアは大国でモスクワだけ行っても意味がない。ボルシチとピロシキだけを極めるために20年かけて旧ソビエト領15カ国を回ることになりました。その過程で中央アジアのウズベク(現ウズベキスタン)の西と東の物資・作物・民族が混じり合う文化を知り、そこからシルクロードをたどる旅が始まります。
シルクロードは蚕の産地である蘇州からシルク製品を西へ西へと運んでイタリアに達したという説もありますが、現地を訪ね歩いた荻野さんは、シルクロードはイタリアでは終わりではなく、スペインポルトガルを介してさらに南米までつながっていることを実感したそうです。
写真だけでなく、トウガラシや乾燥じゃがいもなどめずらしい食材の現物も紹介しました。また、塩に魅せられている荻野さん、色々な地域の塩や塩を使ったトルコ、メキシコ、インドの簡単なソースのレシピも披露しました。



