「おいしい料理の哲学 —断章—」

「食」というものが生存のための「行為」から切り離されて、日常の生活のなかで、多様な“美食”として、いつでも手に届くようになった現代の日本社会。
しかし、その「食」に対して、果たして論理的な思考はなされてきたのだろうか、というきわめて哲学的な問いかけを現代思想の気鋭の研究者・廣瀬純氏(龍谷大学経営学部教授)が、『美味しい料理の哲学』(河出書房新社)において展開されています。
今年度、2回目の西日本支部の勉強会では、廣瀬氏をお招きして、「食」における<美味しさ>とは何なのか、料理における<美味しさ>はどこから生まれてくるのか、ということを論理的に、哲学的に思考していくことで「美味しさの論理(ロジック)」をできるだけしっかりとつかみとろうと試みた著作『美味しい料理の哲学』の世界観を、存分にお話いただきます。

料理に対して、想像もできない新鮮な切り口でアプローチされる「美味しさ」と「料理」の哲学的な考察講義。どうぞ、ふるってご参加ください。

<廣瀬純氏:プロフィール>
1971年生まれ。
1997年、早稲田大学院文学研究科修士課程(芸術学)終了。
1999年、パリ第三大学映画視聴覚研究科DEA課程修了(フランス政府給費)
著書:『アントニオ・ネグり 革命の哲学』(青土社)、『蜂起とともに愛がはじまる』『美味しい料理の哲学』(共に河出書房新社)『暴力階級とは何か:情勢下の政治哲学2011-2015』(航思社)他。


《開催概要》———————————————————

テーマ 「おいしい料理の哲学 ―断章―」
日 時  7月7日(金) 17:30開場 18:00開演 19:30閉演
会 場  辻調グループ 国際交流センター(旧辻調理技術研究所)1階ボーヴィリエ
      大阪市阿倍野区松崎町3-9-10
     http://www.tsuji.ac.jp/access/
      ↑地図のB(辻調理技術研究所)の場所です。
講 師  廣瀬純氏 龍谷大学経営学部教授(映像論・現代思想)
参加費  1000円(JFJ会員は無料)
定 員  先着30名 
申し込み JFJ事務局
     電話&FAX:042-554-3887
     jfj-shoku@t-net.ne.jp
        

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