2020年 JFJ「食の十大ニュース」決まる!

食をテーマに情報発信している記者、編集者からなる「食生活ジャーナリストの会」(小島正美代表幹事、会員数約150人)は18日、「2020年食の十大ニュース」をまとめ、公表しました。1位は「コロナ禍で外食激減、『Go To イート』も」です。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店が大きな打撃を受け、倒産件数が上半期で過去最大となりました。一方、「Go To イート」などの景気刺激策も行われました。緊急事態宣言下での外出自粛やリモートワークの定着などで、家庭での調理機会が増え、中食やデリバリーの需要も増加しました。コロナ関連以外では、昆虫食や代替肉などフードテック製品も注目されました。レジ袋の有料化でマイバッグの普及が進みました。飢餓と貧困をなくすために活動している国連食糧計画のノーベル平和賞受賞は、食品ロスの問題と切り離せない話題です。改めて食の在り方が問われた一年でした。

食の十大ニュースの順位は以下の通り:

①コロナ禍で外食激減、「Go To イート」も
②巣ごもり消費拡大・テイクアウト/デリバリー急増
③代替肉の登場など「フードテック元年」
④レジ袋有料化、プラゴミ削減加速
⑤一斉休校で学校給食大混乱
⑥国連食糧計画(WFP)がノーベル平和賞受賞
⑦種苗法改正が継続審議の末に成立
⑧11県で鳥インフルエンザ発生・殺処分が史上最多
⑨食品ロス削減運動進む
⑩日本人の食事摂取基準2020年版スタート

選考基準は▽会員の投票数▽各種メディアのニュースに登場した頻度▽歴史的観点から見たニュースの価値・重要性――の3点です。

*JFJ食の十大ニュース2020:ダウンロードはこちらから

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