2004年に開催された食生活ジャーナリストの会(JFJ)のシンポジウム「日本の『米』、どうする?」の最も大きな論点は日本人の米離れでした。そして時を経て、米不足問題「令和の米騒動」が起きています。
改めて、生産、政策、食文化、など多様な観点から「日本の米」について徹底的に語り合い、何を伝えるべきか考えます。
開催概要
食生活ジャーナリストの会 第35回公開シンポジウム
【テーマ】「日本の米」の現在、そして未来を語ろう
~令和の米騒動はなぜ起きたのか~
【日 時】2025年11月5日(水)シンポジウム 13時00分~17時00分(12時45分開場)
懇親会 17時30分~19時00分
【場 所】東京大学農学部 フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール
(東京都文京区弥生1-1-1 最寄り駅:東京メトロ南北線東大前駅)
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html
*Zoomによるライブ配信も実施します(ハイブリッド開催)
*後日アーカイブ配信あり
【主 催】 食生活ジャーナリストの会(JFJ)
【参加費】 一般 1,000円 ※会員と学生は無料
*懇親会 2,000円(会場で徴収します)
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【申 込】会員・学生:無料➡ 申込フォーム
非会員1,000円 ➡ Peatixにて参加費を徴収
◆非会員の方でPeatix以外のお申込みをご希望の場合は コチラ から
【定 員】会場:70人、オンライン(ZOOM):100人
プログラム
12:45 開場
13:00~13:05
【開会あいさつ】畑中三応子(JFJ代表幹事)
13:05~14:05
【基調講演】
荒幡克己氏(日本国際学園大学教授)
「令和米騒動-変わりゆく食生活の中で今でも米への敏感な反応-」
【パネルディスカッション】
14:20~14:40
◆佐藤正志氏(新潟ゆうき農業法人)
「流通の混乱」
14:40~15:00
◆柏木智帆氏(米食味鑑定士・お米ライター・小児食生活アドバイザー)
「米食文化を再興する〜お米と食育〜」
15:00~15:20
◆佐藤洋一郎氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長・京都府立大学客員教授・静岡大学客員教授)
「米と日本人一瞥」
15:20~15:40
◆世界から見た日本の米騒動、各国の主食事情
川本浩二(JFJ幹事)
15:40~17:00
【ディスカッション】
パネリスト:荒幡氏、佐藤(正志)氏、柏木氏、佐藤(洋一郎)氏、川本浩二
ファシリテーター:矢内真由美(JFJ幹事)
17:00 閉会
17:30~19:00 懇親会 @シンポ会場ロビー
*参加費2,000円は現地にて現金で徴収
講師プロフィール
荒幡克己(あらはた・かつみ)/日本国際学園大学教授
1954年生まれ、東京大学農学部卒、農学博士(農業経済学)。農林省(現・農林水産省)、岐阜大学農学部教授、岐阜大学応用生物科学部教授、筑波学院大学(現・日本国際学園大学)教授を歴任。この間、アデレード大学経済学部客員研究員、メリーランド大学農業政策研究センター客員研究員、イリノイ大学農業経済学科客員研究員を歴任。主な著書に『21世紀農業の経営展望』(河原昌一郎氏との共著、農林統計協会)、『明治農政と経営方式の形成過程』(農林統計協会)、『米生産調整の経済分析』(農林統計出版)、『減反40年と日本の水田農業』(農林統計出版)、『減反廃止――農政大転換の誤解と真実』(日本経済新聞出版)がある。
佐藤正志(さとう・まさし)/新潟ゆうき農業法人
1951年 新潟県旧神林村川部生まれ。ホンダのサービス部門や部品販売管理を経て、1981年から農業に従事。 農地や米の生産、販売や販路拡大に取り組み、2006年に有限会社新潟ゆうきを設立、後に株式会社化。 農業経営や政策提言、JGAP認証、米の先物取引、6次産業化、GLOBALGAP認証など、多方面で活動。 農業協議会や農業研究所の委員、指導員としても活躍し、国内外の調査や制度設計に関与。 数々の組織や委員会の中心メンバーとして、米の安定供給と地域農業の振興に携わる。
柏木智帆(かしわぎ・ちほ)/米食味鑑定士・お米ライター・小児食生活アドバイザー
神奈川県生まれ。元神奈川新聞記者。取材を通して興味を持った稲作の現場に立つために千葉県の営農組合に転職。2014年からはお米専門ライターとして「お米の消費アップ」「お米文化の再興」「お米の価値向上」をライフワークに活動中。福島県の米農家と結婚後は田んぼに触れる生活を送り、年間400種以上のお米を試食しながら、さまざまなメディアでお米の魅力を発信している。お米の各種コンテストの審査員の他、2021年から「おむすび権米衛」アドバイザー、2025年から「日本水稲品質・食味研究会」評議員を務める。
著書に「知れば知るほどおもしろいお米のはなし」(三笠書房)、「お米がもっと好きになる。炊き方、食べ方、選び方」(技術評論社)。
佐藤洋一郎(さとう・よういちろう)/ふじのくに地球環境史ミュージアム館長・京都府立大学客員教授・静岡大学客員教授
1952年和歌山県生まれ。京都大卒。農学博士。京都市文化功労者。遺伝学からみたイネの起源を皮切りに、農業と環境の関係史、食文化、ガストロノミーツーリズムなどに関心を持ち、国内外でフィールドワークを重ねてきた。『米の日本史』『食の人類史』など著書多数。
お知らせ
*お申込み完了後、 開催当日までに申込登録されたメールアドレスあてに
Zoom会議への入室用URL(会議ID、パスワード)をお送りします。
開催前日までに届かない場合は、JFJ事務局にメールでお問い合わせください。
メールアドレスの入力ミスが増えております。ご注意ください。
なお、必ずJFJ事務局のメールアドレス(info@jfj-net.com)を「連絡先」に
ご登録ください(弊会からのメールが拒絶される場合があります)。
*事前参加登録いただいた皆様には、後日YouTube動画を限定配信いたします。
(不具合で視聴できなかった方、急遽欠席になった場合も御覧いただけます)
お問い合わせ
食生活ジャーナリストの会(JFJ)事務局
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部フードサイエンス棟405-1号室 SFSS内
携帯:090-5002-6961
info@jfj-net.com