2021年 JFJ 「食の十大ニュース」決まる!

-1位は「ゲノム編集食品、トマトや魚など続々と実用化へ」-

食をテーマに情報発信している記者、編集者からなる「食生活ジャーナリストの会」(畑中三応子代表幹事、会員数約150人)は17日、「2021年食の十大ニュース」をまとめ、公表しました。1位には「ゲノム編集食品、トマトや魚など続々と実用化へ」が選ばれました。

狙った遺伝子を改変するゲノム編集技術によって肉厚にしたマダイが9月に、成長速度を速めたトラフグが10月に、国に届け出されました。ゲノム編集食品の届け出は、昨年12月のGABAを多く含んだトマトに続くものでトラフグが3例目となり、ゲノム編集食品が、消費者の食卓に上ることになります。ゲノム編集トマトのオンライン販売も、9月に開始されました。

また、新型コロナウイルス感染拡大の影響は続き、飲食店は今年も大きな打撃を受けました。大豆ミートや培養肉などフードテック製品が今年も次々と登場したほか、消費者庁が「無添加表示」のガイドライン案を公表したことも注目されました。その他、食品企業がSDGs戦略をアピールしたり、農水省が脱炭素を目指して「みどりの食料システム戦略」公表したりするなど、新しい動きも見られました。

食の十大ニュースの順位は以下の通りです。

① ゲノム編集食品、トマトや魚など続々と実用化へ
② コロナ禍で飲食店の苦境続く一方、内食需要増える
③ 大豆ミートや培養肉など代替肉続々登場
④ 消費者庁が「無添加表示」のガイドライン案公表
⑤ 食品企業のSDGs戦略への関心高まる
⑥ 農水省が脱炭素を目指して「みどりの食料システム戦略」公表
⑦ 東京栄養サミット開催
⑧ イタリアのスイーツ「マリトッツォ」大流行
⑨ エネルギー価格の高騰などで食料品が続々と値上げ
⑩ トリチウム水の海洋放出決定

十大ニュースの選考基準は▽会員の投票数▽各種メディアのニュースに登場した頻度▽歴史的観点から見たニュースの価値・重要性――の3点です。

*JFJ食の十大ニュース2021:ダウンロードはこちらから