「食育基本法」が2005年7月15日に施行されました。戦後60年、「食」は大きく変遷しました。戦後まもなくは「乏しい食事」を米の品種改良、増産を通じて「豊かな食事」へと国民こぞって努力した時代でした。その後、高度成長期を経て、「豊かすぎる食事」の時代へ。しかし、高度成長社会は多くの「食」の問題を抱えていました。核家族、企業戦士の父親、女性の社会進出、カギっ子……。
これらの現象は、いまに至って国民の健康阻害による医療費の増大、家庭の食事の乱れからくる子供たちの成長への影響など、さまざまな問題を引き起こしました。さらに近年、BSEをはじめとする「食の安全」に大きな関心が集まりました。
一方で、食生活の乱れを食い止め、健全な「食」とは何かを求める動きが活発になり、「食育」という言葉が解説なしでマスコミに出るようになるまで、そう時間はかかりませんでした。最近は、食に携わる企業も「食育」に大きな関心を寄せています。私たち食生活ジャーナリストの会も「食育」をどう捉え、それぞれの媒体でどう発信していくか、真剣に取り組んでいかなければなりません。ジャーナリストとして、次代へ「食の大切さ」を言葉として、文字として、映像としてバトンタッチしていかなければなりません。まず、「何から始めるか」という多くの疑問への一つのヒントとして、私たちの体験を通して、「食育の実態とこれから」をシンポジウムの中で語りかけていきたいと思います。
日時 : 2006年2月2日(木)
14:00〜シンポジウム(受付13:30〜)
17:00〜懇親会(26階スカイホール予定)
会場 : 文京シビックセンター・小ホール(東京都文京区春日1−16−21 )
基調報告に代えて : 越膳百々子(食生活ジャーナリストの会副代表幹事)
〜会員のアンケートから得た「食育」の課題〜
パネルディスカッション
: ◎パネラー
阿部裕吉氏
(学校食事研究会事務局長・学校給食の立場から)
砂田登志子氏
(食生活・健康ジャーナリスト・食育推進会議専門委員・食育の先駆的実践の中から分かったこと)
福士千恵子氏
(読売新聞東京本社生活情報部次長・食育推進会議委員・新聞、一般メディアの取り組みから)
宮川博美氏
(家の光協会「家の光」編集部取材グループ Cデスク・雑誌と文化活動の取り組み)
◎コーディネーター
山本謙治(農産物流通・ITコンサルタント・JFJ幹事)
内容 : <パネラーの発言>と<会場の参加者との対話>
今回のシンポジウムのパネラーはすべて食生活ジャーナリストの会会員です。したがって会員の報告の後に、会場の会員はもちろん、参加企業、食の研究者、栄養教諭、栄養士、一般参加者などの皆様とパネラーとの対話を実施します。
会費 : シンポジウム参加費用
食生活ジャーナリストの会会員 無料
一般 1000円、学生 500円
団体(10人以上の団体)800円
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