4月25日、毎日パレスサイドビル「アラスカ」てに、第1回の授賞式を行いました。
当日は、JFJの総会終了後、JFJ会員、協賛各社の皆さまの見守る中、ペンをかたどったガラス製の楯と、副賞が授与されました。
総会に引き続いての授賞式となり、多くの会員の皆さんと一緒に受賞者をお祝いすることができました。また、授賞式には協賛社の方々からもご挨拶をいただきました。

【大  賞】
「ジャーナリズム」部門
「フードコミュニケーションコンパス」 森田満樹代表

「食文化」部門
専修大学経営学部(神奈川県川崎市) 森本祥一教授とゼミ学生

当日、ジャーナリズム部門を受賞された「フードコミュニケーション・コンパス」の森田満樹代表と
食文化部門を受賞された専修大学の森本祥一教授のお二人の受賞後の挨拶をここで紹介します。

●フーコムの代表・森田満樹さんの受賞挨拶より

「フーコムは2011年に発足しました。科学ジャーナリストの松永が長く代表をしておりまして、私は昨年6月から代表を務めています。私たちの活動は7年目になります。私たちが執筆する原稿だけでなく、外部の寄稿者の方々、専門家のみなさまの原稿を頂戴して活動をしています。また、活動は会員の方々に支えてもらっています。読者や寄稿者のみなさま、そして会員のみなさまに支えられての今回の受賞となったことを嬉しく思います。ありがとうございました。
フードコミュニケーション・コンパスのコンパスは、羅針盤という意味。食情報が氾濫しているなかで、消費者がどう判断し、どう食べるのか。その羅針盤となる情報を発信したいという意味を込めています。コンパスのロゴをつけ、『科学的な根拠に基づく食情報』を提供することが一番の特徴かと思います。普通の人がどのように食を選べばいいのか、を紹介したいと考えています。
有料会員のみなさまには、毎週木曜にメールマガジンを送らせてもらっています。会員は、消費者団体や企業の方、行政関係の方ですが、少しプロ向けの最新情報を発信したり、会員向けセミナーを実施したりしています。セミナーは、双方向のディスカッション形式で行っています。こうした地道な活動が今回の受賞につながったと思うと、今後も真摯に活動していきたいと思っています」。

●専修大学・森本祥一さんの受賞挨拶より

「この度は、第1回食生活ジャーナリスト大賞の受賞ということで、嬉しく思います。今日、受付にも置いていただいていますが、昨年、私たちの活動をまとめた本を出しました(『大学生、界隈集落へ行く??「情報システム」による南魚沼市辻又活性化プロジェクト』専修大学出版局)。
活動のきっかけは、平成26年度に新潟県庁の受託事業として、限界集落の活性化策を学生たちが考える事業をはじめたことです。単年度の事業でしたが、単に提案するだけで終わりにすることはいかがなものか、と思い、学生たちと話し合って、県庁の受託事業とは関係なく継続することにし、今年4年目に入りました。
活動の場所は、浦佐駅から車で15分くらい山の中に入ったところにある地域ですが、周辺地域と比べても非常においしいお米がとれます。1週間、泊まりでお世話になったときに食事が本当においしく、そのおいしさを伝えたいと思って活動を続けています。
また、世代間コミュニケーションの不足が言われていますが、学生が集落の方々とコミュニケーションをとる機会があること良い影響でした。大学の使命として「知を社会に還元する」「学生を社会に送り出す」ということがありますが、その意味でもよかったです。私たちにできることはないかと続けてきたことが、このような賞の受賞という結果となって大変うれしいです」。