築地市場の歴史は80年、今年の11月に豊洲の新市場に移転を予定しています。江戸時代にできた日本橋の魚河岸と、京橋の大根河岸がひとつになって生まれた東京の台所は、中央卸売市場として首都の食欲を支え、銀座から徒歩圏内という地の利もあって、和食の発信地ともなってきました。
この場所を記録しておきたいと考えた、築地の町内会に本拠知を置くふたつのメディア。映画会社(松竹)と新聞社(朝日新聞)が、それぞれのやり方で、取り組んだその内容を紹介していただきます。
①朝日新聞デジタル 築地 時代の台所 http://www.asahi.com/special/tsukiji/
取材統括 朝日新聞文化くらし報道部(JFJ会員) 長沢 美津子氏
②ドキュメンタリー映画「築地ワンダーランド」 http://tsukiji-wonderland.jp/
作品のプロデューサー 松竹株式会社 メディア事業部 手島 麻依子氏
世界に類をみない日本の魚食文化は、輝かしいばかりでなく一方で環境、流通などさまざまに危機も抱えており、その行方について、お二人の話を通してみなさんと考える機会になればと考えます。
朝日新聞の長沢氏に、築地市場がどんな市場であるかの概略を説明、デジタルジャーナリズムとして取り組む「築地 時代の台所」での画像やコンテンツを実際に見せていただきます。
松竹の手島プロデューサーからは、今秋公開予定の作品の予告編を一足先に紹介いただき、長時間、長期間にわたる撮影の舞台裏、それを通しての築地とそこで生きる人たちへの思いを語っていただきます。
《開催概要》
掲載日:2016/06/17 | カテゴリー:活動カレンダー