私たちは、日ごろ研究者への取材や、公開されている栄養・健康調査データをもとに記事を書いていますが、その研究内容は正しいのか、相反するデータに出会ったときどちらを信ずるべきか、判断に窮することも多いものです。
そこで今回は、「データのどこを見ればいいのか」「アヤシイ研究を見破るポイントはあるのか」「報道する側は研究者から何を学ぶべきか」などといった難しいテーマを、分かりやすく学べる勉強会を企画しました。講師の佐々木敏教授は「栄養疫学」という分野の研究者で、数多くの論文から本物の答えを見つけ出すエキスパートです。
まずは、佐々木教授の研究室のHP(URL: http://www.nutrepi.m.u-tokyo.ac.jp/)を一度のぞいてみるようお勧めします。
その内容にドキッとしたあとで、「目からウロコ」の講演に、ぜひお出かけください。
東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 疫学保健学講座 社会予防疫学分野。
女子栄養大学大学院栄養学研究科教授(客員)。医師、医学博士。
国立がんセンター研究所支所臨床疫学研究部室長、独立行政法人国立健康・栄養研究所栄養所要量策定企画・運営担当リーダー、女子栄養大学栄養科学研究所教授(客員)、
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授(客員)、独立行政法人国立健康・栄養研究所栄養疫学プログラム・プログラムリーダー などを経て現職。
著書:「わかりやすいEBNと栄養疫学」(同文書院)、「EBN入門 生活習慣病を理解するために」(編著/第一出版)など。
(EBN=Evidence – Based Nutrition 科学的根拠に基づく栄養学)
掲載日:2009/09/28 | カテゴリー:活動カレンダー