食環境がめまぐるしく変わる昨今、国民の健康増進は、各国で国をあげての運動になっています。アメリカでは今年、食生活指針を、国民がより実践しやすいように変更しました。また、オバマ大統領夫人が子どもの肥満撲滅運動の先頭に立って、特に貧困層の子どもたちにまで手を差し伸べ、成果をあげつつあるそうです。国をあげてのこの運動には、子どもの食生活の見直しが親の健康教育につながるという期待があり、学校、食品会社、流通などがこれに賛同して、運動を支えている背景があります。こうした海外の食情報に詳しく、また国内では様々なジャンルで食をサポートしている橋本玲子さんに、今回は、大きく変わってきているアメリカの食教育の現状をうかがいます。国民生活へのわかりやすいメッセージ、その発信の仕方、実践に結びつける進め方等々、日本でも参考になることがたくさんありそうです。勉強会の直前までアメリカの栄養士学会に参加している橋本さんから、ホヤホヤの食情報も伝えられる貴重な機会です。
掲載日:2011/09/16 | カテゴリー:活動カレンダー